<用意するもの>
- 冷却水(BMW純正アンチフリーズクーラント使用)
- 冷却水受け皿
- ラジエター本体
- ラジエターアッパーホース、ロアホース(今まで未交換なら同時交換お勧め)
BMW純正LLC LLC受け皿
<手順1>
<手順2>
ジャッキアップしてエンジンアンダーカバー、ラジエターアンダーカバーを外します。
<手順3>
ラジエター左下の青色のドレンプラグを緩めて冷却水を抜きます。
<手順4>
ファンシュラウド取り外し
・ラジエターアッパーホース~エクスパンションタンクのエア抜きホースを外します。
・ラジエター左下のT25ボルト(ヒートエクスチェンジャ共通)を外します。
・ラジエター右上のT25ボルトを外します。(写真ありませんがすぐ見つかります)
・ファンシュラウド上部の青○コネクタを外します。
・配線やホースを前方によけ、ファンシュラウド本体横のフックを外し左右のひっかかりに気を付けてを引き上げると抜けます。
<手順5>
ラジエター接続ホース取り外し
① 15番のアッパーホースを外します。接続は4箇所(ラジエター、エンジン、ヒーターバルブ、エア抜きライン) 最初ラジエター接続箇所だけ外しましたが途中でホースが邪魔になったので結局全部外してしまいました。18番のエア抜きホースもエクスパンションタンクから外してしまった方がやりやすいです。 アッパーホースのエンジンヘッド側は 固着してると 外しにくいので頑張って下さい。
② AT用のヒートエクスチェンジャから来ているホース23番を外します。ホースの近くのT25ネジ(25番)を外してからホースを外します。これは簡単に抜けます。ついでに24番のパッキンも変えたほうが良いでしょう。
③ 16番のロアホースを外します。サーモスタット接続箇所だけ外しました。ラジエター接続箇所を外すのはかなり難しいです。プロの方もほとんどサーモ側だけを外して、ラジエターとロアホースを一緒に取り出しています。
④ ロアホースの下に少し細いホース(多分28番)があるのでそれも外します。
<手順6>
ラジエター取り外し
ラジエター両端のT25トルクスねじを外してから、ラジエーターサポートからエンジンに向かって引き出し、次にエンジンルームから引き上げて取り出します。
※エアコンのコンデンサーを傷つけないように注意!
<手順7>
ラジエター設置
新しいラジエーターを傷つけないように慎重にセットします。ラジエター両サイド中央より少し下にフックが付いているのでかみ合うように取り付けます。嵌ると感触でわかります。 車両下のATヒートエクスチェンジャが邪魔になるのでよけておくとやりやすいです。
最初なかなか嵌らないので良く見たらエアコンのコンデンサーがフックから外れていました。おかげでラジエター3回くらい出し入れしました(汗) 正しくセットできたら上部両端のT25ネジを締めます。
<手順8>
ファンシュラウド、外した各ホースを元通りに取り付けます。
<手順9>
冷却水をエクスパンションタンクに入れます。
<手順10>
エア抜きを行います。「電動ウォーターポンプによるエア抜き手順」を参照。
<手順11>
冷却水が減っているはずなので規定量まで入れます。その後エンジンをかけて冷却水漏れがないか各部を確認します。後日サイド冷却水量を確認し減っていれば規定量まで足して終了です。